農家が教える野菜の雑学

食べ方、保存の仕方など、意外と知られていない野菜雑学 紹介します

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ごぼうは、太い方が良品。

スーパーで見掛けるごぼう。

鉛筆くらいの太さで、60〜80センチのものが数本入っているのが、一般的なようです。
 
ですので、時々、産直市や、農家から直でごぼうを買う時に、太いごぼうを見ると、「何だか固そうねぇ…細いごぼうは無いの?」とよく気にしてらっしゃる方がいらっしゃいます。
 
何を隠そう、わたくし。農家、農家と言っていますが、メイン作物はごぼうなんです。ごぼうについてはちょっとうるさいですよー。
 
結論から言うと、『太いと固い』は、間違いです。
 
品種にも若干左右されますが、ごぼうは太くなればなるほど、柔らかくなります。ごぼうの繊維と繊維の間が広くなるから、とよく言われています。
 
実際、うちの畑で採れたごぼうは、日本料理屋さんや、旅館にも出荷させてもらうことがありますが、その時に必ず『なるべく太いやつで頼むよ』と言われます。
 
まぁ、プロの料理人さん、シェフさんの場合は、大きいもののほうが、1度に調理しやすいという側面はあるかもしれませんが、『太い方が柔らかいからねぇ』ともコメントされています。

 

 
 
ただ、一般の主婦が太目のごぼうを敬遠する理由は、『固そうだから』の他に、もう一つあります。
 
『中が空いて(すいて)いる』というものです。
 
おっしゃる通り、ごぼうは太くなったり、種まきしてから一定の時間が経つと、中がだんだん空洞化してきます。
 
空いているだけならよいのですが、その空洞の周りの食感が、モロモロしていて口に残ったりするのがイヤだ、という理由で、細いごぼうをチョイスする主婦さんもいらっしゃるようです。
 
 
賛否ありますが、ごぼう農家として、私はそれでも太目のごぼうをオススメしています。
前述の通り、
太目の方が食感がいいのが主な理由ですし、
中の空洞は、煮物料理などの場合は、火が通りやすい、煮汁が染み込みやすい、などのメリットにもなるようです。(私の祖母談)
ちなみに、中心の空洞まわりのモロモロがイヤな方は、リンゴの芯を取るように、ごぼうを4分の1に切った後に、中心の部分に包丁を入れると、意外とラクに空洞部分の削ぎ落としが出来ます。
 
 
ごぼうのオススメ料理は、から揚げや素揚げ、てんぷらですねー。
 
一口大の大きさにごぼうを切り
軽く水にさらす。
そして
鶏のから揚げや、てんぷらの余った粉や、液を使えば、カンタンに美味しいものができますよ。
 
 
ぜひ、お試し下さい
 

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めっちゃくちゃ太っといごぼうも扱ってます(笑)

 

 

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