農家が教える野菜の雑学

食べ方、保存の仕方など、意外と知られていない野菜雑学 紹介します

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ニンジンの表面についているコブは?えっ!? ドリル? 

今回はほんとに雑学です。

食べ方とか、役に立つ知識じゃないかもしれませんが・・・

まぁ、スーパーで買い物するときに、少し役に立つかもしれません

 

ある程度太くなったニンジンを買う時、

表面にコメツブくらいの大きさのぶつぶつのような、

コブのようなもの、見たことありませんか?

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「何かしら?やっぱり病気か何かかしら?それとも虫食い?」

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そう感じて、コブ付きニンジンを敬遠する方がおられます。

 

結論から言うと、あのコブは、病気や虫食いではありません。

コブは、根っこなのです。

 

ニンジンは、当然ながら根菜類なので、土の中で、

下方向に向かって伸びようと頑張ります。

しかし、下の方に伸びようとする力が働くと、その反動で

ニンジンには、「地中に出ようとする」上方向の力が働きます。

 

簡単に言うと、下に伸びると、見えない力で上に引っこ抜かれそうになるわけです。

それを防ぐのが、今回紹介しているコブ。

名前は、「細根」というそうです。

 

スーパーで野菜を選ぶときは、この細根が、

なるべく縦にまっすぐ並んでいるものを選ぶのがよいとか。

 

何と、ニンジンは、ドリルのように回転しながら成長しています。

土の中の栄養分や、水はけなどの土の環境がいいと

ストレスなくニンジンは成長します。

 

すると、細根もきれいに並ぶそうです。

 

まぁ、縦にきれいに並んでなくても、「不味い」というわけではないですが

どっちを買うか悩んだら、並びがきれいなものをぜひ、選んでみてください

 

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