農家が教える野菜の雑学

食べ方、保存の仕方など、意外と知られていない野菜雑学 紹介します

スポンサードリンク

スーハースーハー レンコンの穴は何のため?

 
こどもの頃は、私も苦手だった蓮根。今食べると、ポリポリした食感がなかなかクセになります。
 
 
その穴の見た目から、「見通しがよい」というゲン担ぎとなりおせち料理にもよく使われているそうです。
 
 
あの穴はいったい何者なんでしょう?当然、虫喰いではありません(笑
 

 

ヒントは、3つ。
・私たちが食べている、蓮根の部分は、「クキ(茎)」の部分です。
 
・有名な話ですが、蓮根は泥の中…というより、水の中で育ちます。
 
そして大ヒント
スーハースーハー。
 
もうお分かりですね。
呼吸のためです!!
 
通常の野菜ですと、葉っぱ(光合成)と、根っこ(地中)から酸素や養分を吸収します。
 
が、蓮根の根っこは、前述の通り水の中です。
 
となると
酸素が不足するわけですよ。
 
そこで、葉っぱから茎まで酸素を送ってもらうために、あの穴があるそうです!!
 
ニンジャの水とんの術の如く、水中で呼吸するというわけです。
 
その証拠に、こんな実験が。葉っぱをポキンと折り、葉っぱの部分を水に沈めます。葉っぱにつながるクキの部分を口に咥えて、「フーッ!!!!」と息を吹き込むと、水中の葉っぱから、ボコボコ泡が出るそうです。
 
知り合いの農家さんは、その応用でシャボン玉を出来るとか言っていました…。
 
 
近くに蓮根畑や、蓮の花がある方は、試してみて下さい

 

スポンサードリンク