りんごの「ミツ」は甘くない(笑
秋といえば、何と言ってもりんご。うちの畑の近所にも、観光リンゴ園があります。
リンゴ園に来るお客さんが、
「まー、ここのリンゴは甘くて美味しいわねー!やっぱりここのミツが違うのよきっと!!」
みたいな事を言っていたので、ミツについて調べてみました。
ちなみに、ミツというのは、リンゴを半分に切ってみたときに、
果肉の部分が水っぽくなって、テカテカ光ったようになっているところの事を言っているようです。言われてみると、ハチミツみたいで美味しそう。
そうか!あのミツの部分が一番甘いんだな!!
そう思って、調べてみました。
その結果…衝撃の事実!!!
ミツそのものは甘くないということです。
「えー!!そんなことねぇよ!毎年ミツ入りのリンゴを家で食べてるぜ!間違いねぇよ!!甘いよ!!」
そうおっしゃるアナタ。
今度リンゴを食べる時は、ぜひ、ミツの部分だけ食べてみて下さい。
アレ?甘くない…ということになると思います。
ミツのように見えるのは、水分だそうで、一言で言うとみずみずしさのステータスを表すもののようです。
前述の通り、ミツのように見える部分は、大して甘くありません。
調べてみた上で、リンゴ園のスタッフさんに聞いて初めて知りましたが、
「リンゴの果肉は、外側(皮に近い方)に行けば行くほど甘くなり、中心に近付くほど甘さは減る」
とのことでした…意外でしたねー。
余談ですが、リンゴ。
お腹に優しいイメージがありますが、便秘気味の方には逆効果です。
地元の内科医さんがいつも言っているので覚えたのですが、
リンゴは、便を固くする効果があるので、お腹が緩い時に食べて下さいね。
とのことです。
ちなみに、便秘気味の時は、ミカンなどの柑橘系、もしくはモモなどがオススメだそうです。
次にリンゴを食べる時は、本当にミツは甘くないのか。そして外側が一番甘いのか、確かめながら食べてみて下さい。