農家が教える野菜の雑学

食べ方、保存の仕方など、意外と知られていない野菜雑学 紹介します

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甘いさつまいも と 熟成【越冬さつまいも】

今回のネタは、スーパーで買ったさつまいもにも

使えるネタです。簡単なやり方ですので、ぜひどうぞ。

 

さつまいも、といえば、秋の味覚のひとつです。

どうせなら、甘いさつまいもを食べたいですよね。

 

 

近年は、さつまいもの品種も多岐にわたり、

一般のスーパーでも、さつまいもの値札に

品種表示されていたり、

複数の品種が、棚ごとに分けられていたりしています。

 

品種ごとの甘さ、特徴についてはこの場では語りませんが。

 

実は、さつまいも。

簡単に甘くする方法があります。

 

それは

寝かせること

です。

 

さつまいも他、イモ類という野菜は、

収穫してから、貯蔵している間に甘くなります。

「追熟」(ついじゅく)といいます。

 

(収穫したら、どんどんうまみが減少していく、と言われる

キュウリ、ナスなどの果菜類とは逆の理屈ですね)

 

さつまいもの場合は、追熟させるのに特別苦労しません。

新聞紙にくるんで、室内に置いておくだけです。

1~2カ月くらい追熟させると、

追熟なしとは比較できない甘さになります。

 

真冬になって、

10度以下の寒さになると、腐敗してしまう恐れがあるので、

屋外では難しいかも。

居間のすみとかで大丈夫です。

知人農家さんは、冷蔵庫の上においている」とおっしゃってました。

 

あまりにキズが多いさつまいもだと、キズから腐敗することがあるので、

なるべくキレイ目なものを選んだほうが無難ではあります。

 

 

もし、冬以降にさつまいもを使うサークル活動の行事や、家族でのイベントなどがあれば、1カ月~1カ月半前にさつまいもを購入しておくとよいでしょう。




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